薬剤師は面識のない医師に電話で問い合わせなければいけないときがあります。
顔も知らない医師への電話で失礼がないようにするにはどうすればいいでしょうか。
薬剤師の中には「電話対応が苦手」という人も多いです。
まして面識のない顔もわからない医師への電話となると不安になると思います。
疑義照会をする時の注意点は面識の有無に限らず同じです。
電話をかける前に事前に質問事項をメモをして必要な資料があれば準備をしましょう。
質問されたらすぐに答えられるようにポイントに印をつけるなどしておくとスムーズです。
ただ準備にあまり時間をかけると患者さんを待たせることにもなりますので注意してください。
また電話をするタイミングですが、急ぎの要件でない限り午前中は控えるようにしましょう。
また時間に限らず電話に出られた医師には「お忙しい時間に申し訳ございません」とひと言お詫びをすることを忘れないようにしましょう。
そしてあなたの所属と名前をしっかり伝えることも忘れないようにしてください。
医師からの回答を受け取ることができれば「お忙ししところありがとうございました」というお礼も忘れないように。
薬剤師もコミュニケーションを大切に
この薬剤師クラブでも何度か書いているように社会人であるならばコミュニケーション能力は必要です。
それは薬剤師という仕事でも同じことが言えます。
コミュニケーションというのは、伝えたいことを伝える能力と、相手が言いたいことを聞き取る能力です。
これは経験するしかありません。
どういえば簡潔にわかりやすく伝えることができるだろうか、相手が言いたいことはどういうことだろうか。
それを常に考えて人とコミュニケーションをとるようにしましょう。
社会に出れば薬剤師でなくとも、コミュニケーションは必ず必要です。
苦手意識を持たずに、しっかりとコミュニケーション能力を高める努力をしましょう。