薬剤師の中で、個性を出そうとしたりおしゃれをしようとアクセサリーやネイル、カラコンをする薬剤師がいます。
しかしここで考えておきたいのは「薬剤師らしさ」とはなにか、という点です。
患者さんは薬剤師に個性やおしゃれを求めているでしょうか?
薬剤師だけでなく医療従事者に患者は個性やおしゃれは求めていません。
求めているのは安心感と清潔感です。
そのため、薬剤師の仕事をする上でおしゃれをする必要は全くありません。
アクセサリーやネイルをしている薬剤師さんを求める患者さんはいるでしょうか。
まして香水はもっての他です。
カラコンについてですが、度ありのカラコンをしている場合もありますので絶対にダメというわけではありませんが派手なものは避けて、極力ナチュラルなカラコンを選ぶようにしましょう。
もちろんカラコンではなく普通のコンタクトがベストな選択ではあります。
個性を出したいのであれば、見た目ではなく接客対応で個性を出すように心がけましょう。
また薬剤師に限らすビジネスシーンにおいてアクセスサリーやネイルは不適切なものも多いです。
社会人として基本的なビジネスマナーはまもらなければいけません。
なによりも患者さんの立場になって、そのような薬剤師が求められるかどうか、というのが非常に重要なポイントです。
薬剤師のネイルについて
薬剤師のネイルについては薬剤師会の接遇マニュアルでつけないことになっています。
薬剤師は仕事柄、患者さんが服用する薬を扱うのですからその自覚は絶対に必要です。
爪が割れやすいという理由でクリアなジェルネイルをする、という薬剤師さんもいるかもしれません。
患者さんからみて、それがジェルネイルなのかマニキュアなのかの判断は難しいと思います。
つけた方良いか、つけない方が良いか、どちらがプロとしてふさわしいかは考えれば自ずと答えは出てくると思います。