ある日、年配のおじいさんが薬局へ。
そのおじいさんには座薬を販売することになっており、
「今回は、座薬が出ていますよ。」
と説明。
すると、
「座薬?はて?」
と私の手元にあった書類を見て
「これは椅子の方がいいのかな?座布団でもいいのかい?」
と聞いてきました。
(え?なにを言ってるの?)と困って、
「え〜〜〜っと・・・」と考えていると、おじいさんが、
「うむ・・・とりあえず座れば良いのかい?」
と聞いてきました。
(え?座る?どういうこと??)と頭の中は「?」だらけ。
そして書類を見て「はっ」と気づきました。
おじいさんは紙に書かれている「座薬」を読んで座って飲む薬だと勘違いしていたのです。
やっとそのことに気づいて、座薬について説明。
するとおじいさんは、
「ほー、そういうことかい」
と理解してもらえました。
子供や年配の人に説明をする時って「わかっているだろう」で説明するのは危険ですね。