薬局で仕事をしている時に急に患者さんが来られて「いらっしゃいませ」と言ってしまい、笑われたという経験はありませんか?
薬局での挨拶で「いらっしゃいませ」はふさわしくありませんが、まずは声を出して挨拶をするということはとても大切です。
挨拶というのはあなたの存在に気づいています、ということを伝えるために非常に重要です。
この声かけや挨拶に関しては慣れることが一番大切です。
つい間違った挨拶をしたとしても、大切なのは挨拶を「した」か「しなかった」かです。
しっかりと挨拶ができているのであれば合格点でしょう。
ドアが会いた時にはドアの方を向いて患者さんの顔をみて挨拶をする。
社会人としても当たり前の行動です。
また挨拶に緊張をするタイプの人は「おはようございます」と「こんにちは」をどう使い分けるかでも悩むと思います。
そんな時は自分なりのルールを決めるといいでしょう。
例えば「11時からはこんにちは」に切り替えるというようなルールがあればスムーズに挨拶ができるようになります。
挨拶の時に大切なのは声のトーン
挨拶で重要なのは何を言うかよりも声のトーンとその表情です。
いくら挨拶をしたとても聞き取りにくい声だったり相手の顔を見ていないなどの挨拶だとかえって不快感を与えてしまいます。
笑顔はもちろんですが、相手の顔をみてやさしい口調で挨拶ができていれば安心感を持ってもらえます。
また清潔感のある身だしなみというのも薬剤師には非常に大切です。
客観的に自分を見て、好感を持てる薬剤師かどうかを考えてみましょう。
頼ってもらえる薬剤師になれば、薬のことについてはあの人に聞いてみようと顔を思い浮かべてもらうことができるようになります。
挨拶は慣れによるものです。
最初は緊張したとしても、元気に明るく挨拶ができればあとはどんどん慣れてきます。
客観的にみて、好感を持てることを心がければ良い薬剤師、頼られる薬剤師になることができます。